音階とは

大事なとこだけ先に言います。

音階とは、「あるルールに従って並んでいる音」のことです。

音階の種類を大まかに分けると、

  • 長音階ちょうおんかい
  • 短音階たんおんかい
  • その他の音階

の3つになります。


音階の章

  1. 音階とは←今ココ
  2. 長音階・短音階のルール
  3. 主音・属音・下属音・導音
  4. もうちょっと待っててね

※今分からなくても大丈夫なところは、緑の字で書きます

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授業(粗)


ハナ先生

それでは、楽典の授業(粗)を始めます

音階って何?

「音」の「階」段と書いて、「音階おんかい」ですね。

音階とは何か?

それは、

ある楽曲で使っている音(ドレミ)を抜き出して並べたもの、です。

例えば、

♪ソナチネ(Op.36)第1番第1楽章/クレメンティ

楽譜が読めないなら:→知識ゼロの楽譜の読み方の章

この曲↑の使ってる音を全部、抜き出してみましょう。

まずは、楽譜に印を付けます。

低い順に並べます。

「音の階段」っぽくなってきましたね。

オクターヴの同音を削ったり、オクターヴ上げたり下げたりして整理します。

できました。これ↑が音階です。

フツーの「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」ですね。

「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」だけじゃない

なあんだ。音階って、「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」のことなんだあ。

……って思いました?

でも、ちょっと待って。

確かに、「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」も音階の一つ・・・です。

でも音階って、ほかにも色々あるんですよ。

例えば、

「ラ-シ-ド-レ-ミ-ファ-ソ♯-ラ」とか

「シ♭-ド-レ-ミ♭-ファ-ソ-ラ-シ♭」とか

「ソ-ラ-シ♭-ド-レ-ミ-ファ♯-ソ」とかとか

「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」だけじゃないんです。

色々な種類の音階があるんです。

音階の種類を大まかに分けると、

  • 長音階ちょうおんかい
  • 短音階たんおんかい
  • その他の音階

この3つになります。

音階の章では、主に長音階と短音階を勉強していきます。

「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ」以外の音が出てきたら

音階は「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」だけじゃない、と言いました、が。

さっきの曲(※↑)は、「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」の音階だけを使っています。

「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」の音階を使う、ということは、

基本的に「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ」以外の音は使わない、ということです。

絶対に使わない!ってわけじゃなくて、基本的に・・・・、ですからね。

もし、「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ」以外の音が出てきたら、それは、

  • 一時的にちょっと使ってるだけ

もしくは、

  • 音階が変わった

と考えるんです。

音階って何?(別の言い方をすれば……)

さっき私は、

「音階とは、ある楽曲で使っている音を抜き出して並べたものだ」

みたいなことを言いました。

でも実は、曲から音を抜き出さなくても、

あるルールに従って音を並べれば、音階になるんです。

つまり、さっきとは別の言い方をすれば、

音階とは、「あるルールに従って並んでいる音」とも言えるわけです。

曲から音を抜き出して、整理して並べても音階になるし、

ルールを作って、そのルールで音を並べても音階になるんです。

さっきの「ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シ-ド」の音階も、

ルールに従って並べられているんですよ。

じゃあそのルールって、どんなルールなのか?

……ということも、音階の章では勉強していきます。

「音階の章では、長音階と短音階を主に勉強していきます」

と、私はさっき言いました。

長音階と短音階、この二つは何が違うの?と言いますと、

ルールが違うのです。

まとめ

音階とは、あるルールに従って並べられている音のこと。

音階の種類を大まかに分けると、

(   )・(   )・その他の音階 - 答えを見る

の3つになる。

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ハナ先生

今日の授業はここまで。

次の授業はコチラ↓です

長音階・短音階のルール
大事なところだけ先に書きます。 長音階↓は「長長短長長長短」。 短音階↓は「長短長長短長長」です。 このルールさえ守れば、どの音からでも音階を作ることができます。 「○」から始まる▲音階は、●調▲音階 (○は...

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