こんばんは。ハナです。
こんばんは。ハテナです
前回の記事(音程:その7)では、2度音程を勉強しました。
異名同音についても、少しやりましたね
今日は7度・1度・8度音程について、お話していきます!
(今分からなくても大丈夫なところは、緑の字で書きます)
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転回音程は一つに決まる
これの音程は?
「ミ – ファ」短2度
正解
転回するとどうなる?
転回ってなんだっけ?
下の音をオクターブ上げるか
上の音をオクターブ下げるか
ええっと、こうなる
うん。
音程は?
ド、レ、ミ……7度
長? 短?
2度が短だったんだから、7度も短でしょ
減5度のときを、思い出して欲しい
減5度?
うん。
減5度を転回すると?
増4度になる
でしょ? 長も同じ
長を転回したら、短になる!
ええ……
完全のときは完全だったのに?
完全だけ特別なんです
転回すると、
長は短に 短は長に
増は減に 減は増に
それから、
重増は重減に 重減は重増になるよ
完全だけは完全のまま
こんな感じ
全部逆になるってこと?
そう!
ってことは、さっきの7度の音程は?
短2度の逆だから、
長7度!
正解!
長7度の半音も数えとくよ
11個
うわ、半音がたくさん……
めんどくさいなあ
でしょ?
だから、これからはね。
半音数えるのは、必要なときだけにする!
おう、そうしてくれ
数えるのめんどい
転回した方がラクだもんね
いや、それもめんどくさそうなんだけど……
そんなことないよ?
だって、転回音程は決まってるんだもん
転回音程?
うん。転回したあとの音程が、転回音程ね。
「短2度の転回音程は?」って聞かれたら、「長7度」って答えてね
今回だけたまたま長7度じゃなくて、いつでも長7度だから
短2度の転回音程は、いつでも長7度
ほんとかよ??
また、ぜーんぶの半音数えて証明する?
……いや、いい
これの証明は、コラム記事でやろうね
ハテナ君も付き合ってね
……いやだと言ったら?
無理矢理連れてく♡
……
とりあえず、今は
転回音程はいつでも決まってるってことにするよ
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幹音の7度――2度を転回しよう
さて今から、また白鍵だけの7度をやります
また一個ずつやるやつじゃん
って思うでしょ?
でも、2度の転回音程を調べればいいだけなの
ほう。なぜ?
やってみれば分かるよ
まず、幹音の短2度ってどこだっけ?
ええっと、短2度は半音だから、
「ミ – ファ」「シ – ド」
うん、正解
「ミ – ファ」「シ – ド」を転回すると?
「ファ – ミ」「ド – シ」?
そう!
転回音程は?
長7度
その通り。
……ってわけで、7度、終わり!
……え? 終わり?
うん。
7度は、「ファ – ミ」「ド – シ」が長7度ってことが分かれば充分なの
いやいや、他の7度わかんないんだけど
分かるよ
いやいやいや??? なんで?
「ミ – ファ」「シ – ド」以外の幹音の2度って、「長」? 「短」?
ええっと、全部長2度
そう!
長2度の転回音程は?
ええっと、ええっと……
逆! 長の逆!
ああ……短7度か
正解
ってなわけで、「ファ – ミ」「ド – シ」以外の7度は全部短7度ってわかったね?
わかったような?
わからないような?
だーから~……こういうこと!
ああ、2度を全部転回しちゃうってこと?
そう!
そしたら、7度の音程も分かるってこと♪
幹音の7度は、「ファ – ミ」「ド – シ」だけ長7度、それ以外は短7度
もし忘れちゃったら、2度を転回してみてください
半音はもう数えないよ
幹音の1度・8度――減1度と増8度には気をつけて
じゃあ、次は1度と8度をやろっか
なんか進むペース早くない?
今までは音程に慣れるためにじっくりやってたの
もう慣れたでしょ?
さあ? どうでしょう?
不安なの?
大丈夫、大丈夫
私と一緒なら、絶対大丈夫
余計に不安……
さて、1度と8度は
完全です。
完全は、転回しても完全だよ?
おう
で、幹音だけの1度は……
全部完全1度!
ついでに、8度も全部完全8度!
……まじ?
うん。
まず1度から説明するよ
1度って、同じ音でしょ?
中の半音0個だよね?
そうだな
ってことは、どこでも1度は同じ音になっちゃう
なるほど……じゃあ1度は全部完全1度か!
覚えやすい!
違うよ
はあ?
幹音だけの1度は全部完全1度。
変化記号がついたら、増が付くよ
なんだよ……1度は全部同じ音なんじゃねえの?
これ見て
1度だけど、半音違うでしょ?
確かに……
音程は?
増1度?
その通り
ちなみに、1度に減はつかないから
なんで?
重減2度のときとちょっと似てる……いや、全然違うかも
まあ、これは別の記事で取り上げます
減1度はありえないってことだけ覚えておいて
おっけー
忘れるかもしれんけど
じゃあ次は1度を転回してみよっか
1度って転回できるの?
できるよ、ほら
なーるほど
転回音程は?
ええっと、8度
……完全1度から転回したから、
完全8度か
正解!
ってなわけで幹音の8度の話をします
8度も全部完全なんでしょ?
その通り!
8度って、オクターブじゃん?
変化記号つかないなら、オクターブはどこでもオクターブ!
あー、そっか
しかも
幹音の1度は全部完全だったでしょ?
ってことは、8度も全部完全です
完全1度の転回音程は、完全8度ですから
なんだ
1度と8度って楽勝じゃん
ただ、一つ注意!
増8度は転回できません
なんで?
試してみよう
転回してみてください
はいよ
できるじゃん
音程は?
増1度
正解。
でも変じゃない?
どこが?
増って、転回したら増なの?
あ、減になるはず!
そう。
なんでこうなるのかなあ?
……わかんねえ!
転回ってね、1オクターブ超えるとダメなの
転回しようとしても、ただ1オクターブ動かすだけになっちゃうもん
「転回」というからには、交差しなきゃ
確かに
増8度も一緒
増8度って1オクターブ超えてるんです
さっきのも、ただ1オクターブ動かしてるだけじゃん
交差してないよね
だから、増8度以上の音程は転回できない!
なるほどね
おっけー、わかった
でも、増1度は転回できるからね
減8度?
そう!
幹音の1度と8度は、全部完全!
覚えやすいね(。≧ω≦)ノ
変化記号がついたときの注意点は……
減1度はありえないってことと、
増8度は転回できないってこと
気をつけてね
まとめとあとがき
まとめ!
・転回音程はいつでも決まってる
たとえば、短2度の転回音程はいつでも長7度
・幹音の7度は、「ファ – ミ」「ド – シ」だけ長7度、それ以外は短7度
もし忘れたら、2度を転回してみる
・幹音の1度と8度は、全部「完全」
・減1度はありえない
・増8度は転回できない
あとは、3度と6度だけ
オレ、音程に詳しくなってきてんじゃねーの?
うん、だいぶがんばったと思う!
でも……やっぱり、まだまだかな?♪
なんだよ……
3度と6度が終わって、音程のまとめをしたら、
次の章へ進みます
まじで?
もう音程は終わり?
んー。まだやりたいことあるけど、
それは「上級編」でやろうかな
今やってる「中級編」をクリアしたら、次の章……音階に進みます
まじかよ……オレ、まじがんばったああ!!
……3度と6度はちょっと苦労するかもだけど……
それでは、今日はこれで終わりにします
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!
じゃあね
次の記事は、もうちょっと待ってくださいね
参考文献……特になし
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