音程

音程に長いのと短いのがあるって知ってる?(音程:その3)

投稿日:2018年1月9日 更新日:

こんばんは。ハナです。

 

「ハテナです」

 

今日は音程の数え方についてお話していきます!

 

(今の段階では覚えてなくていいことは緑の字で書きます)

 

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3度は3度でも、違う3度

問題!

これの音程は何度?

 

「……どうやって数えるんだっけ?」

 

指で数えるんだよ

こんな感じに!

 

「5度か」

 

その通り!

「何の話?」って思った方は、コチラへ

これは何度!? 指を使った音程の数え方(音程:その2)

 

じゃあ、次

これは?

 

「3度。簡単すぎ」

 

正解。

 

じゃあ……

これはどうかな?

 

「…………3度???」

 

正解です。

 

変化記号(♯や♭)が付いていても、「○○度」の数は変わらないよ

 

ちなみに、「○○度」の数のことを

度数〔どすう〕と言います。

 

「そのまんまだな」

 

 

ところで、

コレとコレって、

全く同じかな?

 

度数は同じ3度だったけど、

何もかも全部同じなのかな?

 

「違う。『♭』が付いてるし」

 

そうだよね。

音程はどう違う?

 

「……え?

両方とも同じ3度なんでしょ?」

 

そうだよ。

度数は、両方とも3度です。

でも、音程は違うんだよ

 

「……んんん?」

 

音程って何だっけ?

二つの音の高さの違い、ですよね?

高さが、「近い」のか「遠い」のか

 

「わかんねーーーー!」

 

鍵盤を見てごらん。

コレが、

こうだね?

 

そして、

コレが、

こう。

 

二つの音が近いのはどっち???

 

こっち!」

 

その通りだ!

 

3度の中でも、

「近い3度」と「遠い3度」があるんだね♪

 

「近い」「遠い」なんて言葉使うのやめるわ。これからは「長」「短」でいきます

コレみたいに遠い3度のことを長3度〔ちょうさんど〕

コレみたいに近い3度のことを短3度〔たんさんど〕

と言います。

覚えましょう!

 

「『遠い3度』と『近い3度』でいいじゃん!

なんで覚えなくちゃいけねーんだよ!」

 

今まで、「近い」「遠い」って言葉を使ってきたけど……

これって、あまり便利じゃないんだ

 

例えば……

これの音程は?

 

「3度……?

しかも、コレよりも遠い……あ!」

 

ん?

 

「『ミ#』って、『ファ』と同じでしょ?

だから、コレは、

これと同じだね!

つまり、4度!!」

 

ちょっと待ったあ!

私がさっき言ったこと、忘れてない?

 

「え?」

 

変化記号が付いていても、度数は変わりません

 

だから、コレも3度!

 

「えええ……

コレと同じなのに?」

 

うん。

音が同じでも、

書き方は違うでしょ?

 

書き方が違ったら、

音程の呼び方も変わります

 

「……めんどくさ」

 

話を元に戻すよ

さっき、

コレのことを「遠い3度」と言いました。

でも、コレみたいに、「もっと遠い3度」もあるわけ

 

だから、

「遠い」という言葉を使っても、

「どのくらい遠いの?」って話になっちゃうの

 

「近い」という言葉も同じ

これみたいに、「もっと近い3度」だってある。

 

「近い3度」と言ったって、

「どのくらい近いの?」って聞かれちゃう

 

「『♭♭』 ← なにこの記号?」

 

それ(♭♭)はダブルフラットと言います。

音を全音下げる変化記号だよ。

 

「『♭』二回分ってことね」

 

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「長」と「短」の決まり

 

「……でもさー。

『長3度』『短3度』も、

『長い』か『短い』か、ってことでしょ?

『近い』『遠い』と同じじゃん。

『どのくらい長いの?』『どのくらい短いの?』ってなるでしょ?」

 

ところがどっこい、

そうはなりません!

 

「長3度」という音程はたった一つです!

「短3度」という音程もたった一つです!

 

「意味が分からない」

 

コレって、半音いくつ分?

 

「……四つ」

 

その通り。

長3度は、いつでも半音四つ分です!

 

コレも、

半音三つ分

 

短3度は、いつでも半音三つ分

 

「……なんで?」

 

音程の話になるたびに、いちいち

「どのくらい長いの?」「どのくらい短いの?」

って聞いてたら、めんどくさいでしょ?

 

だから、最初から

長3度 → 半音四つ分

短3度 → 半音三つ分

って、決めてあるんだ

 

これは、どの音になっても変わらない。

 

例えば、

「ファ」「ラ」

これは長3度。で、

ほら、半音四つ分。

コレと同じでしょ?

 

次、

「シ」「レ」

これは短3度。で、

半音三つ分。

 

コレと同じだね。

 

「長3度 → 半音四つ

短3度 → 半音三つ

こういう決まりなら、しょうがないか……」

 

まとめとあとがき

最後にまとめます。

・変化記号(♯や♭)が付いても、度数は変わらない

・度数が同じでも、音程は違うときもある

・長3度は、いつでも半音四つ分

・短3度は、いつでも半音三つ分

 

いかがでしたか?

 

「ハッキリ言おう。

余計に音程が分からなくなった」

 

ハッキリ言おう。

こんなの音楽理論の基礎の基礎の基礎です

 

今日は「長」「短」がでてきたけど、

他にも「完全」「増」「減」「重増」「重減」がありますから。

 

「もうやだ……自信なくした……」

 

私と一緒なら大丈夫だよ♪ ね!

 

「……」

 

ここまで読んでくれてありがとう

じゃあね!

 

 

練習記事

【くどい解説(主に変化記号)】3度下・上に音を作る音程練習 パート1(音程:練習)

 

 

次の記事

長かったり短かったり、増えたり減ったり、ときには完全だったりする。それが音程だ。(音程:その4)

 

 

参考文献

特になし

 

 

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