音程

【くどい解説(主に変化記号)】3度下・上に音を作る音程練習 パート1(音程:練習)

投稿日:2018年1月16日 更新日:

 

こんばんは。ハナです。

 

「ハテナです」

 

今日は3度の音程練習をしていきましょう。

コチラの記事を読んだ人向けです

音程に長いのと短いのがあるって知ってる?(音程:その3)

 

(長くなってしまったので、記事を二つに分けます)

(今分からなくても大丈夫なところは、緑の字で書きます)

 

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まずは一個だけ

 

「なんか難しそうなんですけど」

 

そんなことねーぜ?

 

問題!

 

「え、いきなり?」

 

【印刷用PDF】解答用紙

練習1

次の音の3度下は何ですか。楽譜に音を書き込んでください。臨時記号は付けないでください。

♪臨時記号〔りんじきごう〕 - 意味を見る

 

 

 

 

↓↓↓

 

 

 

 

↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ。いけるかも」

 

お?

 

「『シドレ』

 

だから……

どうだ!」

 

さすがハテナ君!

キミは期待を裏切らないね!

 

「だろ?」

 

残念、不正解!

 

「はあ?」

 

問題をよく見てごらん?

「3度は何ですか」って書いてあるでしょ?

 

キミが書いたのは、3度

 

「……」

 

それから、

3度ってことは、

指で数えるときにしなきゃダメよ

 

例えば「ド」なら、

こんな感じに

 

ってなわけで、

はい! やり直し!

 

「ちくしょう……。

これで文句ねえだろ!」

 

うむ、正解だ

 

練習1の答え・・・

 

さて次、

練習2

練習1で出来上がった音程を答えてください。

 

 

 

 

↓↓↓

 

 

 

 

↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん? 今やったやつ?

3度でしょ?」

 

なに3度?

「長」3度? 「短」3度?

 

「そういうことか……」

 

うん。

これからは、

「音程は何ですか」って聞かれたら、

「長」とか「短」とか付けて答えるんだよ

 

「めんどくせー

で、どうすればいいわけ?」

 

ヒントをあげよう

長3度は、半音四つ分

短3度は、半音三つ分

 

「なるほど。半音を数えればいいのか。

 

四つ。だから長3度!」

 

正解。

 

練習2の答え・・・長3度

 

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♯とか♭とかって、結構ややっこしいんだね

次は、曲を使って練習しましょう。

練習3

次の楽譜に、

・①~④の音については3度下

・⑤~⑨の音については3度上

の音を書き加えましょう。臨時記号は付けないでください。

 

 

 

 

↓↓↓

 

 

 

 

↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわ……時間かかりそう……」

 

 

がんば☆

 

「前半は3度、後半は3度だろ?

よし、もう間違えないぞ!」

 

本当かなあ……?

 

「……できた!

 

おおお!?

 

「ドヤァ!」

 

……ん?

 

あのさあ……

今ハテナ君のこと、ほめようとしたんだけどさ。

 

「え? ほめろよ」

 

あのね。

ほとんど正解なの

正解なんだけど。

どうして♮付けちゃったの?

 

「え、違うの?」

 

違います!

♮は、いりません!

 

「はああ!???

問題に『臨時記号は付けないでください』って書いてあるじゃん!」

 

……ん?

 

「だーかーらー!

ほら! 調号があるだろ?

♪調号〔ちょうごう〕 - 意味を見る

ってことは……

この『シ』にも♭が付いちゃうじゃん!

そしたら、臨時記号が付いたことになっちゃう!

だったら、♮で戻してあげなきゃ!

だろ???」

 

……なるほどね。

 

うん、キミはよくがんばった。

えらいよ。

 

「でっしょー?」

 

間違えてますけどね。

 

「……」

 

調号があるから、

「シ」に♭が付く。

これは正解です。

 

でも、この♭って、「臨時記号」なのかな?

 

「え?」

 

臨時記号って何?

 

「♯とか♭とか……」

 

うん、そうだね。

それって、どこに付くの?

 

「音符の横?」

 

そうです。

音符の横に付くのが臨時記号です。

 

ト音記号とかに付いてる調号は、

臨時記号ではありません

 

「な……なんだってー!?」

 

あと、もう一つ。

♮も臨時記号です。

 

「ええ??? ♮は元に戻す記号でしょ???」

 

そうだね。

……いや、ちょっと違うかな。

♮は、音を幹音〔かんおん〕に変える記号です。

 

「かんおん?」

 

うん。

♯、♭、×、♭♭が全く付いてない音。

それが幹音です。

 

「『×』←なにコレ?」

 

それはダブルシャープ。

音を半音二つ分上げる記号です。

 

「ふーん。

じゃあ♮も音を変えてるってことなの?」

 

 

その通り!

 

「難しいなあ……頭がパンクしそう」

 

ややっこしいから、

一度整理しましょう。

 

まず……

♯、♭、×、♭♭、♮

この記号たちを、変化記号と言います。

 

も変化記号です。

 

「……ん? 今変化記号って言った?

臨時記号じゃないの?」

 

まあ、続きの話を聞いてください。

 

変化記号には、二つの使い方があります。

一つは、調号

もう一つは、臨時記号

 

調号は、ト音記号とかヘ音記号とかの横に付くやつ

で、

臨時記号は、曲の途中で音符の横に付くやつ

 

さっきの曲で言うと、

この♭は、

変化記号とも言いますし、調号とも言います。

でも、臨時記号ではありません

 

そして、

ハテナ君が付けちゃったこの♮。

これは間違いですが、

「もしこの♮が本当にあったら?」って考えてみよう。

そしたら、

この♮は、変化記号とも言いますし、臨時記号とも言います

もちろん、調号ではありません。

 

「なるほど」

 

図にすると、

こんな感じ!

 

変化記号の整理はこれで終わり!

 

「ふう……」

 

話を元に戻すよ。

 

練習3の答えは、

コレだ!

 

「惜しかったぜ……」

 

本当に惜しかった。

練習3の答え・・・

または、

 

小まとめ

ここまでをまとめます。

・変化記号とは、「♯、♭、×、♭♭、♮」この記号たちのこと

・♮も変化記号。

・変化記号の使い方は、調号と臨時記号。

・調号と臨時記号をごちゃ混ぜにしないこと。

 

「全部変化記号のことじゃん」

 

変化記号と臨時記号の違い、覚えておいてくれ

 

では、パート2へ続きます

【くどい解説】3度下・上に音を作る音程練習 パート2(音程:練習・コラム)

 

 

参考文献

1 海老澤敏・上参郷祐康・西岡信雄・山口修監修(2002)『新編 音楽中辞典』音楽之友社.

 

 

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