授業を始める前に、大事なところだけ先に書きます。
白鍵だけで3度音程を考えると、
「ド-ミ」「ファ-ラ」「ソ-シ」が長3度で、
残りは短3度、ということが分かります。
3度を転回すれば6度になりますので、3度音程を覚えておけば6度も分かります。
音程の章
※今分からなくても大丈夫なところは、緑の字で書きます
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授業(粗)
それでは、楽典の授業(粗)を始めます
3度音程
3度については、以前やりました。
半音4つ分が長3度、半音3つ分が短3度ですね。
白鍵(幹音)だけの3度音程を考えてみましょうか。
「ド-ミ」「ファ-ラ」「ソ-シ」が長3度で、
残りの「レ-ファ」「ミ-ソ」「ラ-ド」「シ-レ」が短3度です。
短3度の中には「ミ-ファ」「シ-ド」が含まれています。
- 「レミファ」
- 「ミファソ」
- 「ラシド」
- 「シドレ」
「ミ-ファ」「シ-ド」が含まれていたら短3度!って覚えるのもいいかもしれませんね。
6度音程
3度を転回すれば、6度になります。
長3度の転回音程は、短6度。
短3度の転回音程は、長6度。
白鍵だけの長3度は、「ド-ミ」「ファ-ラ」「ソ-シ」ですね?
これらを転回すれば、短6度になるわけです。
- 「ド-ミ」→「ミ-ド」
- 「ファ-ラ」→「ラ-ファ」
- 「ソ-シ」→「シ-ソ」
すなわち、白鍵だけの短6度は、
「ミ-ド」「ラ-ファ」「シ-ソ」です。
残りの、「ファ-レ」「ソ-ミ」「ド-ラ」「レ-シ」が長6度。
「何が短6度だったっけ?」って忘れてしまっても、
長3度の「ド-ミ」「ファ-ラ」「ソ-シ」を転回すればいいわけですから、
3度音程さえ覚えていれば問題ないですね。
白鍵の音程まとめ
白鍵だけの、1~8度音程をまとめましょう。
- 1度……全て完全1度
- 転回音程→8度……全て完全8度
- 2度……「ミ-ファ」「シ-ド」が短2度で、残りは長2度
- 転回音程→7度……「ファ-ミ」「ド-シ」が長7度で、残りは短7度
- 3度……「ド-ミ」「ファ-ラ」「ソ-シ」が長3度で、残りは短3度
- 転回音程→6度……「ミ-ド」「ラ-ファ」「シ-ソ」が短6度で、残りは長6度
- 4度……「ファ-シ」だけ増4度で、残りは完全4度
- 転回音程→5度……「シ-ファ」だけ減5度で、残りは完全5度
これ↑は、ぜひ覚えてください!
臨時記号が付いたら、
この図↑を思い出しましょう。
この図と、白鍵の音程が覚えられれば、音程の章はバッチリです。
まとめ
幹音だけの3度音程を考えてみると、
「( )-( )」「( )-( )」「( )-( )」の音程だけ長3度ということが分かる。 - 答えを見るこれ以外の3度音程は全て短3度である。
上記の3度音程を転回することにより、6度音程も分かるようになる。すなわち、
「( )-( )」「( )-( )」「( )-( )」の音程が短6度で、これ以外は長6度である。 - 答えを見る<スポンサーリンク>
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