オクターブです。
転回音程と元の音程を合わせると、1オクターブになります。必ず1オクターブです。「音程が分かれば転回音程も分かる理由」はコレです。
よくわかりません
大丈夫。今回も、くど~く、丁寧に説明しますから。
転回音程 = 1オクターブ - 原音程♪
今日はこの式を作ります。なぜなら、この式は証明しているからです。「音程が分かれば転回音程も分かる」ということを。
~ キャラ紹介 ~ 私はハナです。ここで、楽典授業をしています。 たまにアイコン付きでも登場します
ハテナです。質問担当です
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(今分からなくても大丈夫なところは、緑の字で書きます)
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証明
ここに、ある音があります
この音は、「あ」という名前にしましょうか
「あ」の音は、「ド」でも「レ」でも「ソ♯」でも、何でもいいです
もう一つ、ある音があります
これは、「い」という名前ね
「あ」「い」……愛だね
ハナ先生から、ハテナ君への、愛♡
………………
あの、ちょっと、きもちわるいです、先生……
しょ、正直でよろしいこと……(ゴゴゴ)
ひぃ!
気を取り直して、話を続けましょうか
「い」の音には、一つ条件をつけます。
・「あ」から1オクターブ以内
「い」は後で転回しますからね
ああ……オクターブ超えてたら転回できないんだっけ?
その通り
さて、「あ」と「い」の間には、ある音程ができます
この音程の半音の数をxとしましょう
……数学とかの話なら、オレ無理ですけど
大丈夫
難しくないから
で、ここで「い」を転回しちゃいましょう
転回したあとの「い」は「いoct.」ね
oct?
うん、オクターブの略、「oct.」
さて、「あ」と「いoct.」の間に転回音程ができました
この転回音程の半音の数はxoct.にしましょう
オクターブの話がでてきたけど、
1オクターブって、半音いくつ分か知ってる?
知らん
12個です
へ~
転回は、半音12個分下げたり上げたりしてるってことだね
この半音12個の中に、x個とxoct.個があります
ってことは、x個とxoct.個を足せば、半音12個になる
式にするとこんな感じ
ってことは、
半音12個から、x個を引けば、xoct.個になりますよね?
はい、終わり
……は?
証明終わり!
いやいや、急に終わんないでくれます?
オレ、さっぱり分からないんだけど
これだよ、これ
xは「あ」と「い」の音程だよね?
で、xoct.はxの転回音程
ある音程xが決まったら、
転回音程xoct.は一つに決まります!
たとえば、xに短2度を入れてみるよ
短2度は半音一個だから、1ね
半音11個分の音程は長7度!
だから短2度の転回音程は長7度!
なーるーほーどー!
もう一個やっておくよ
完全5度(半音七個)
はい、半音五個だから完全4度
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あとがき
ポイントはオクターブです。転回は、音をオクターブ動かすことですから。
どう? スッキリできた?
うん。まあ、たぶん
なにその微妙な反応……(´・ω・`)
数式を使わなかったら、きっと満足できた
どんだけ数学嫌いなのよ……きもちは分かるけど
今日はこれで終わりにします
ここまで読んでくれてありがとね♪
ばいばい
次の記事は、もうちょっと待ってくださいね
参考文献……特になし
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